近くに住んで居ながら、この城の歴史を知らなかった。15世紀　扇谷上杉家と山内上杉家が南関東の支配をめぐり相争うが、深大寺城は扇谷上杉の平山城で、空堀を掘って土塁を築き、その落差は最大５Mもあった。１６世紀になると北条氏も武蔵の支配に乗り出す。この地は鎌倉街道上の拠点であったが、城としての攻防戦は無かったという。石垣の無い城は時代の経過と共に忘れ去られやすいし崩れやすい。今日は城址の広場で、子供たちの戦ゲームが行われていた｡(2024-3-20載）